驚愕の事実!玉ねぎの皮の効果について岐阜大学と北海道大学、農研の研究によりタマネギのケルセチンが認知機能維持に役立つと発表
玉ねぎの皮に含まれるケルセチンについて
タマネギの皮には、ポリフェノールの一種「フラボノイド」が豊富に含まれています。そしてフラボノイドの中でも炎症を抑える力が最も強いと現在注目されているのが、タマネギの皮に豊富に含まれている「ケルセチン」という物質です。
このケルセチンですが認知症予防に関係しているという研究が岐阜大学大学院医学系研究科の中川教授と農研機構、北海道大学により2021年5月に発表されました。
今回はマウスではなく「ヒト介入試験」による実験となります。実験内容として60~80歳の健康な男女70人に「ケルセチン」高含有のタマネギ粉末と含まないタマネギ粉末を24週間毎日摂取し、摂取前後に認知検査をしたところケルセチン高含有の方々の点数がより大きく増加したことが確認されました。こちらの詳細については2021年5月21日「J Clin Biochem Nutri」のオンライン版で公開されました。
他の効能について
・コレステロールの低下作用(タンパク質のNPC1L1を阻害することによって、食事由来の血中コレステロール濃度の上昇を予防)
・血糖値低下作用(ケルセチンをはじめとするポリフェノールはインスリンの過剰分泌を抑えて、血糖値の上昇を抑える作用)
・動脈硬化予防(過剰に発生する活性酸素を除去し、LDLの酸化を防ぐ。血管に与えるダメージを軽減し、動脈硬化の抑制に効果)
・アレルギー緩和作用(炎症物質のヒスタミンの発生を抑えて、アレルギー症状の軽減)
など様々な効能があるようです。
\ちょっと一言/ タマネギ(可食部)ではなく、皮に栄養とは意外でした。昔から果実や野菜などは実の部分よりも皮周辺に栄養があることはよく言われていましたが、上の研究成果はかなり驚きです!普段、私たちが食べるタマネギの可食部のケルセチン量は、100g当たり22mgですがタマネギの皮は、なんと可食部の20~30倍(440~660mg)ものケルセチンを含んでいるそうです。”皮”すごいですね。ただ、タマネギの皮をよく見ると、「黒カビ」などがよく見受けられます。個人で食するにはちょっと難しそうです。
国産玉ねぎの皮100%玉ねぎの皮
1袋に約170個分の玉葱の外皮を使用しております。ケルセチンを最も多く含む食品である玉ねぎ。その中でも圧倒的に皮の部分に多くのケルセチンが含まれることが知られています。また、玉ねぎのケルセチンは最も吸収が良いそうです。ケルセチンは火に強く、煮たり炒めたりしても効能はさほど変化しないので、いろいろなお料理に加えてお使い頂けます。味噌汁・うどん・カレー・中華料理・肉料理の下味に、ほんの少し足すだけで旨みとコクとを一段と引き立てます。
- 原材料
- 国産玉ねぎの皮100%粉末
- 内容量
- 85g
- 賞味期限
- 製造から1年
- メーカー
- まるも株式会社