Mr.Gamma MCA A2702型 簡易型セシウム検出システム

Mr.Gamma MCA A2702型

A2700 型 Mr.Gamma と接続して、ガンマ線スペクトルを測定するシステムです。MCA A2702単体で使用することはできません。お手持ちのWindows PCと接続することでグラフ表示できる簡易型セシウム検出システムです。

  1. セシウム134 と セシウム137 等の判別
  2. エネルギー補償型 Mr.Gammaだから実現できるスペクトル測定
  3. 安心の国産メーカー・日本製

土壌の測定例

A2702型に付いているソフトウェアは、PC(Windows)とMr.Gammaをつなげ、スペクトルの表示を行う。また以下のようなピーク1とピーク2のcpmを表示する。

ピーク1セシウム137(662keV 他)と、
ピーク2セシウム134(792keV 他)の存在がわかります。

下図の説明部分は代表的なピーク位置を示します。

セシウム137セシウム134

※開発中の画面であり、製品版とは異なる場合があります。

セシウム134 と セシウム137 等の判別

スペクトルを測定すると核種(放射性物質の種類)がわかります。
現在環境中に見つかるセシウム134、セシウム137を分離できるだけでなく、
事故前から環境中に存在するカリウム40もわかります。
また、事故直後にはヨウ素131も見えたはずです。

ガンマ線スペクトルを測定し、核種が分かるとできること。

1. 環境放射線の減衰の推定

土壌中にセシウム134とセシウム137が混在している場合、
セシウム134は半減期が約2年なのに対し
セシウム137は半減期が約30年なので
セシウム134が多い場合は比較的短期間(数年)で環境放射線の量は
減衰していきますが、セシウム137が多い場合は減衰に時間がかかります。

2. 土壌の放射性物質の量

サンプルの量、形状、検出器からの距離、バックグラウンドに依存し
正確な測定は難しいのですが、原理的には放射性物質の量(ベクレル)を
測定できるようになります。
何ベクレルか分かっている標準試料を用意できれば、あとはそれと比較
することで、試料が何ベクレルかわかります。

3. 新たな放射性物質の拡散が発生した場合

核分裂反応直後の物質なのか、廃棄物が拡散しただけなのか、等の
判断に役立つ可能性があります。

A2702型 Mr.Gamma MCA 仕様

A2702型 Mr.Gamma MCA
測定エネルギー範囲 150keV~3MeV (A2700型 Mr.Gamma と接続した場合)
MCA チャンネル数 512
時間分解能 1 秒毎に更新
インターフェース USB2.0
付属品 アナログケーブル、USB ケーブル、簡易ソフトウェア(※)
対応 PC Windows PC (Windows XP SP3 以上または Windows 7) 500mA 給電可能な USB2.0 ポート
本体サイズ 82mm × 24mm × 94mm

※ 付属のソフトウェアは簡易版です。スペクトル表示、選択範囲のカウント数の表示、データの保存(Excel 等で開けるテキストファイル CSV 形式はできますが、データの読出しはできません。より機能の多いソフトは後日別売りの予定です。A2700型と PC を組み合わせて使用する製品です。A2702型のみでは何もできません。

注意事項

・単体では使用出来ません。Mr.Gamma A2700とPCが必須です。

・Mac版の要望が非常に多いのですが、今のところ発売予定はありません。

Mr.Gamma A2700型 → 環境放射線
Mr.Gamma MCA A2702型 → 放射性物質の種類や量の分析

A2700型Mr.GammaとMCA A2702型Mr.Gamma

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